北欧スウェーデン、今年は冬がやってくるのが早く、ここ北の国ももうあったかくなってきました。
溶けた雪の合間から、水分を含みふんわりした茶色い大地が、あちこちでホクホクと顔をのぞかせています。
そんなわけで、近頃は「春ネタ」に移る前の「冬ネタ」を季節の変化に押し出されるように
駆け足で毎日お届けしている次第であります。
今日は、ストックホルムの冬のひとコマ。
「ストックホルムギャル達の冬の流行。コートの胸元に震える小型犬を入れて街を闊歩する。」
ああ、好きだ!かわいいっ。なんか女の子っぽ過ぎる感じがイイッ!
このブリっ子技は、女子の特権ではないのですか!
いや、しかしもしも男性がしていても、
そこに父性を感じてクラクラっとしてしまうかも。
雪の日に、震える小型犬を胸元に入れることで、小さく弱い生き物を守る姿を公衆に見せつけながら街を闊歩するなんて、とてもハイレベルなセルフプロモート術ですね。
”超絶対的男女平等主義者”の多いスウェーデンでは、男は・・・女は・・・という、性別を分けた意見を口にしたとたん、
色んな方面からまるで野蛮人であるかのように叱られるのですが、私は気にしない。かわいいもんは可愛いんだからそう言わせておくれよ。
(「カワイイですねっ」て褒めたら、それは女に対する差別だと言って目を吊り上げて怒る人とかがいて、ワケガワカラナイヨ。褒めてるのに。ね。)
どうして、
こんなに吹雪の日に限って、犬類の中でも最も寒さ対策の出来て無さそうな、そんなにおハゲな小型犬を連れ出すのでしょう。
どうして、
みんなこぞってコートの胸元に震える犬たちをしのばせるのでしょう。
どうして犬用のお出かけバッグに入れるとかじゃないんでしょう。
「アクセサリーがわりなんでしょ。」と人々は言うだろうけれど、
もしかしたら、犬の体温を賢く利用し、暖をとるという理由もあるかもしれない。
吹雪の中の移動中も、互いを人肌(犬肌)で温め合う犬とギャル。いいじゃないですか~。
でもやはり、セルフプロモート効果高いな〜〜〜〜
ずるいなぁ〜〜〜❤️
それではまた明日。